2023年3月1日改定

 

moreNOTE」サービス利用規約

(第2.0

 

第1条(適用範囲および変更)

1.本規約は、富士ソフト株式会社(以下「当社」といいます)が運営するドキュメント管理サービス「moreNOTE」(以下「本サービス」といいます)の利用者すべてに適用されます。本サービスのクラウド版の利用者に関しては、moreNOTE Hello!の利用も適用対象となります。

2.当社は、本サービスのアプリ内に変更された本規約を掲載することで、随時本規約を変更することができます。なお、変更後の内容は、当社がアプリ内に変更後の内容の掲載を開始した日から適用されるものとします。かかる方法以外には、本規約は、別途書面にて合意する場合を除き、変更されることはないものとします。

3.本サービスの申込者(以下「お客様」といいます)が、「moreNOTE」申し込み利用約款に基づき、販売店に対して本サービスの申し込みを実施した場合は、本規約第5条第4項、第14条第6項、別紙1【オンプレミス版】第3条第2項および別紙1【クラウド版】第3条第2項に定める「当社」を「販売店」に読み替えるものとします。

 

第2条(ソフトウェア使用許諾条件)

 本サービスの申込者(以下「お客様」といいます)が、本サービスのオンプレミス版を利用する場合、本規約の他に別途当社が提示する「ソフトウェア使用許諾条件」に同意する必要があります。

 

第3条(利用者の限定)

1.本サービスの利用者は、当社より本サービス利用のユーザーおよびパスワードの発行を受けたお客様先に勤務される社員、ならびにこれに準じる方に限定します。

2.登録ユーザー数およびディスク容量の上限は、「moreNOTE」サービス利用申込書に記載する通りとします。

3.お客様は利用者に対し、お客様より自己に割り振られたユーザーIDおよびパスワードを厳重に管理させるものとし、その遵守を当社に対して保証するものとします。

 

第4条(禁止事項および利用の一時停止)

利用者は、以下の各号に定めを反する行為をしてはならないものとします。利用者が本条の定めに反した場合、当社はお客様および利用者に何ら事前の通知または勧告をすることなく、本サービスの利用を一時停止することができます。

(1)ユーザーIDまたはパスワードを不正に利用もしくは使用し、または第三者に利用もしくは使用させたことが判明した場合。

(2)第三者に本サービスをレンタル、リースまたは貸与ならびに、本サービスを使用してサービスを提供していることが判明した場合。

(3)不正の目的をもって本サービスを利用した場合。

(4)手段を問わず、本サービスの提供を妨害した場合。

(5)日本国その他の国の輸出法令に違反して本サービスを利用した場合。

(6)本サービスにおける著作権、商標その他の知的財産権に関する通告もしくは表示を変更または除去した場合。

(7)本規約の何れかの条項に違反した場合。

(8)その他、本サービスの利用者として不適切と当社が判断した場合。

 

第5条(サービスの提供方法及び環境)

1.本サービスを利用するためには、お客様自身で当社が指定した場所から「moreNOTE」専用アプリ(以下「アプリ」といいます)をダウンロードする必要があります。当社が指定した場所とはAPP StoreGoogle PlayMicrosoft Storeを指し、これら以外に当社の判断によりお客様へ「アプリ」のインストーラーを個別提供する場合があります。当社が指定した場所以外からの「アプリ」のダウンロード、あるいは当社から個別提供する「アプリ」以外は当社のサポート範囲外となります。アプリは無償ですが、ダウンロードにかかる通信費用はお客様負担となります。

2.サーバー管理ソフトをご利用いただく際のインターネットブラウザの推奨環境は、moreNOTE及びmoreNOTE Hello!の製品仕様に定める通りとします。

3.本サービスのオンプレミス版を利用するためのサーバーの設備環境は、お客様の費用と責任で用意されるものとします。

4.本サービスのクラウド版を利用するためのクラウドサーバーは、当社の指定するクラウドサービスを有償でご利用いただくものとします。なお、クラウドサービスの利用料金は本契約記載の通りとし、当社もしくは販売店が発行する請求書に記載する支払い期限までに、指定する金融機関に支払うこととします。

第6条(サービス内容の変更)

1.本サービスのサービス内容は予告なく変更される場合があります。サービス内容の変更により、お客様(利用者を含みます)に生じた損害については、当社は責任を負わないものとします。

2.本サービスのサービス内容に変更があった場合においても、特段の定めがない限り、本規約が適用されます。 なお、本規約が変更された場合、変更後にログインした時点をもって、お客様(利用者を含みます)は新規約に合意したものと見做されます。

 

第7条(権利の帰属)

1.本サービスに関する著作権(著作権法第27条及び第28条に定める権利を含む)、商標権、特許権等の一切の知的財産権は、お客様が保有するものを除き、当社または当該権利の提供元に帰属します。お客様(利用者を含みます)は、本サービス提供のためのソフトウェア等の複製、改変、リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルその他本サービスに掛かる当社または権利の提供元の知的財産権を侵害する行為を一切行ってはならないものとします。また、ソフトウェア等を利用して何らかの製品・サービスの開発を行ってはならないものとします。但し、第13条に定める本ライブラリの利用許諾条件と齟齬がある場合、当該利用許諾条件が優先されるものとします。

2.当社は、本サービス(本サービスによって結果的に利用者が得る情報を含みます)の正確性、完全性、有用性、最新性、商品性、特定目的への適合性については、これらを明示的にも黙示的にも保証いたしません。上記事項について、お客様(利用者を含みます)は、自らの責任と判断において、本サービスを利用するものとします。

 

第8条(利用形態の制限)

 お客様(利用者を含みます)が、本規約に定める条件を超えて本サービスにより提供された情報を利用するにあたって、当社または第三者の著作権その他の権利を侵害した場合には、お客様は当該行為について一切の責任を負い、当社には一切の負担をかけないものとします。

 

第9条(提供時間および提供中止条件)

1.当社は、善良なる管理者の注意を以って本サービスを提供するものとし、その提供時間は24時間、365日とします。ただし、以下の各号に記載する条件に基づき本サービスの提供を中止することがあります。

(1)本サービス提供用の設備の保守修繕または工事上やむを得ない事由があるとき。

(2)電気通信事業者の都合により、当社が当該電気通信事業者から提供を受ける電気通信回線設備の使用が不能なとき。

(3)天災地変、戦争、テロ活動等の破壊活動その他の非常事態により本サービスの提供が困難なとき。

(4)災害、停電その他当社がコントロールできない事由、その他当社の事情によらない事由により本サービスの提供が困難なとき。

2.当社は、本条に基づき本サービスの提供を中止するときは、お客様に対し事前にその旨、理由及び期間を通知するものとします。但し、緊急やむを得ないときは、この限りではありません。また、当社は、本条に定めるところによる本サービスの提供の中止によりお客様(利用者を含みます)が損害を被った場合でも、一切の責任を負いません。

 

第10条(サービスレベル合意書の適用)

当社は、本サービスのクラウド版の利用者に関してはサービス品質に関する指標(以下、「サービスレベル」といいます。)について、そのサービスレベル、対象及び適用条件等を別紙3の「moreNOTE」クラウド版サービスレベル合意書に定めるとおりとします。

 

第11条(バージョンアップ)

 本サービスのメンテナンス、バージョンアップはお客様に予告することなく実施いたします。ただし、お客様の利用方法が著しく変更されるバージョンアップの場合には1週間前までに電子メールまたはアプリ内のお知らせ欄にてご案内いたします。

 

第12条(サポートサービス、サービスライセンス)

 本サービスに関して当社がお客様に提供するサポートサービス、サービスライセンスの詳細は、別紙1に定める通りとします。

 

第13条(オープンソースソフトウェア)

 本サービスは、別紙2に定めるオープンソースソフトウェア(以下「本ライブラリ」といいます)を利用します。本ライブラリは別紙に定める各ライブラリの利用許諾条件によって保護されています。

第14条(責任)

1.当社は、本サービス提供の中断、停止またはサービス内容の廃止または変更等によって、お客様(利用者を含みます)に損害が生じても、当社は一切の責任を負わないものとします。

2.当社は、本サービスの利用によってお客様(利用者を含みます)に損害が生じた場合、特段の定めがある場合を除き、通常かつ実際に生じた直接損害の範囲に限り、オンプレミス版の場合は本サービス利用の対価の総額を限度として賠償責任を負い、クラウド版の場合は別紙3に規定されている「moreNOTE」クラウド版サービスレベル合意書に従いその責任を負うものとします。ただし、当社の故意または重過失により生じた損害についてはこの限りではありません。

3.当社は、本サービスのクラウド版をご利用のお客様(利用者を含みます)がクラウドサーバーに登録されたドキュメントおよびファイル等のデータ(以下「データ」といいます)に関し、バックアップおよび復元に関して一切の責任を負わないものとします。また利用期間終了後にサーバーに保存されているデータについては、当社にて削除いたします。その際にもデータの復元に関しては同様に一切の責任を負わないものとします。

4.お客様(利用者を含みます)による本サービスの利用によって第三者に損害を与えた場合、お客様(利用者を含みます)の責任と費用において解決して頂くこととし、当社は一切の責任を負わないものとします。

5.お客様(利用者を含みます)がmoreNOTEのプラットフォームを使用し、違法、不当、公序良俗に反するデータ(画像、情報を含みますがこれに限りません)を流通させてしまった場合、当社は一切の責任を負わないものとします。

6.本条の規定は、本規約または当社とお客様間の契約に別段の定めがある場合は適用されないものとします。

 

第15条(機密保持)

1.当社は、本サービスの提供によってお客様(利用者を含みます)から当社に提供された情報は、第三者には開示・漏洩いたしません。ただし、お客様(利用者を含みます)が事前に了承した場合はこの限りではありません。

2.前項の定めにかかわらず、当社は、法令の定めによりお客様情報の開示を要求された場合、当社は速やかにお客様に通知することで、お客様の事前承諾を得ることなく、必要かつ最小限の範囲において当該情報を開示することができるものとします。

3.お客様(利用者を含みます)は、本サービスの利用にあたって知り得た当社の機密情報(本サービスのシステムログデータを含みますが、これに限りません)を、第三者に開示・漏洩してはならないものとします。

4. 当社は、本サービスの提供にあたり、当社が取得する契約者にかかる個人情報の取扱いについては、当社の「個人情報保護方針」に従い適切に取り扱うものとします。

 (URL)

  https://www.fsi.co.jp/csr/privacy/privacy01.html

 

第16条(準拠法)

 本規約の成立、効力、履行及び解釈に関しては、日本法が適用されるものとします。

 

第17条(裁判管轄)

 当事者双方の協議によっても解決できない場合は、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

 

第18条(協議事項)

 本規約に関して疑義または紛争が生じた事項については、当事者双方が誠意をもって協議の上解決するものとします。

 上


 

【別紙1】

【オンプレミス版】

 当社から提供されるサポートサービス、サービスライセンスの内容および条件は、以下に定める通りとします。

 

1.サポートサービスの内容

(1)本サービスに関する質問へのメールによる回答、

サポートセンターにおける電話での対応

 但し、本サービス以外(サーバー本体、OSおよびタブレット端末等を含みますが、これに限りません)の質問は除く。

 

 (2)サポートサービスの受付時間

 毎週月曜日から金曜日(祝祭日、当社が定める年末年始休暇、夏季休暇等の休日を除く)午前10時から午後5時までとします。

 

2.サービスライセンスの内容

サーバー側アプリ保守

 ・バグ発生時の対応(パッチ送付等)

 ・moreNOTEサーバーバージョンアップ

 ・緊急性の高いセキュリティパッチのご連絡

 

3.サポートサービス、サービスライセンスの停止

当社は、次の各号の場合には、サポートサービス、サービスライセンス実施の全部または一部を停止することが出来ることとし、これらに対し何らの責任も負担しないこととします。

(1)不可抗力に基づき、サービスの提供が不能となったとき

(2)お客様と当社が別途合意した事由に基づく場合

以 上


【クラウド版】

 当社から提供されるサポートサービスの内容および条件は、以下に定める通りとします。

 

1.サポートサービスの内容

・本サービスおよびクラウドサービスに関するメールによる回答、サポートセンターにおける電話での対応

但し、本サービスおよびクラウドサービス以外(OSおよびタブレット端末等を含みますが、これに限りません)の質問は除く。

 

2.サポートサービスの受付時間

毎週月曜日から金曜日(祝祭日、当社が定める年末年始休暇、夏季休暇等の休日を除く)午前10時から午後5時までとします。

 

3.サポートサービスの停止

当社は、次の各号の場合には、サポートサービス実施の全部または一部を停止することが出来ることとし、これらに対し何らの責任も負担しないこととします。

(1)不可抗力に基づき、サポートサービス実施が不能となったとき

(2)お客様と当社が別途合意した事由に基づく場合

以 上

 


 

【別紙2】

本OSSおよび利用規約は、下記に記載されています。

 (URL)http://info.morenote.jp/user/oss.html#oss

 

一部OSSのソースコードは下記URLよりダウンロードできます。

 (URL)http://info.morenote.jp/user/oss.html#oss_dl

以 上

 


 

【別紙3】

moreNOTE」クラウド版サービスレベル合意書

 

1 章 目的


1.
富士ソフト株式会社が提供する「moreNOTE」クラウド版サービス(以下、「本サービス」といいます)サービスレベルを満たさなかった場合の返金制度(以下、「サービスクレジット」といいます)について、サービスレベル合意書(以下、「本合意書」といいます)を定めます。本合意書の条件は、変更されることがあります。
2.
本合意書で用いられる用語のうち、本合意書に定めがないものについては、本サービス利用規約(以下、「利用規約」といいます)によるものとします。

 

2 章 定義

 

故障時間: サービス利用不可(すべてのユーザーがログインや資料の閲覧ができない)状態であった時間とします。


月間利用可能率: 以下の計算式により算出される率とします。

・月間利用可能率(%)

  (月間総利用可能時間(分)-月間累積故障時間(分))÷月間総利用可能時間(分)×100
・月間総利用可能時間(分)

  月720時間×6030日を基準とし、暦月の日数は考慮いたしません)
・月の累積故障時間(分)   各暦月における故障時間から第5章に定める条件に該当する免責事項に含まれる時間を差し引いた時間

 

利用料金:本契約に定める本サービスに対してお客様が支払う月額料金

 

サービスクレジット:サービスレベルに達しない場合に当社がお客様に支払う金額

 

メンテナンス:計画メンテナンスおよび緊急メンテナンス

 

緊急メンテナンス:本サービス提供に必要なネットワークまたは設備に対するメンテナンスまたは修復作業(当社は可能な限りお客様への通知を行う)

3 章 サービスレベル

 

当社は各暦月において、月間利用可能率が99.90%を下回らないようにするための商業的かつ合理的な努力を行うものとします。月間利用可能率が99.90%を下回った場合、お客様は第4章の返金ポリシーの定めに従い返金を受けることができます。

 

月間利用可能率

サービスクレジット

99.90%以上

0%

99.90%未満99.80%以上 

1%

99.80%未満99.00%以上 

3%

99.00%未満98.00%以上 

10%

98.00%未満               

50%

 

4 章 返金ポリシー

 

1. 稼働率 99.90% とします。

2. サービスクレジットは以下の計算式で算出します。

返金額 = 月間利用可能率に対するサービスクレジット(%) × 当該月の利用料金

①故障時間は当社が故障を記録しはじめた時点から、当社が回復したと記録した時点までとします。

②故障時間は「分」単位で算出します。(端数繰り上げ)

③前提条件は以下の通りとなります。

Ÿ   サービスレベルは、お客様が本サービスに関する利用料の支払を滞納していない場合に適用されます。

Ÿ   当社がサービスレベルを満たせなかった場合、お客様は本合意書3章に基づき返金請求を行うことができます。

Ÿ   故障時間と利用可能時間は日本時間(JST)を基準として、当社で定める方法に基づき計測されます。

Ÿ   お客様は故障日から起算して30日以内に、当社指定の書式により、当社へ返金請求を行います。  

Ÿ   お客様はサービスレベルのどの項目が満たされなかったのかを当社指定の方法により報告する義務があります。30日以内に前述の報告がなかった場合は、お客様は当社に対して返金請求をする権利を放棄したものとします。

Ÿ   当社は返金請求を受けた場合、調査を実施しお客様へ回答をします。当社が故障を認めた時は、故障を認めた日の翌々月以降にお客様へ返金、もしくはお客様の月額利用料に対する請求額から調整を行います。

 

5 章 免責

 

お客様は、以下の理由に起因する故障については本合意書に基づく返金を受けることはできません。

①不可抗力の事態。不可効力には、天災地変、政府または政府機関の行為、法律・規則・命令の遵守、火災、嵐、洪水、地震、戦争(宣戦布告の有無を問わない)、反乱、革命、暴動、下請業者からの供給の遅延または不履行、ストライキ、ロックアウトを含むものとするが、これらに限定されないものとします。

②お客様または利用者の行為、違法行為、または不作為による場合

③第三者の責、不履行による場合(外部サービスの不具合を含みます)

④計画メンテナンスの場合

⑤お客様または利用者の設備の故障による場合

⑥お客様が当社の指示に従わなかった場合

⑦当社から事前に通知のあったメンテナンス(緊急メンテナンスを含む)

⑧冗長化構成の機器の自動切り替えが成功し、本サービスが通常通り使用できた場合

 

以 上